2014-01-01から1年間の記事一覧

アナログだから出来るブローニーフィルムの特殊加工プリントとは

その昔、大判カメラ用の海外製の広角レンズは周辺部の光量が落ちるという欠点がありました。それを補う為の特殊なフィルターがありました。現在もYさん他で売られています。海外製のフィルター一枚がこんなに高いの?という驚くような値段です。ところが、日…

銀塩写真の濃度のオプションとは、

銀塩写真のネガカラーのプリントの濃度(濃さ)についてご説明します。仮想データではなく本物の銀塩写真のプリントが出来るラボが絶滅危惧種の状態です。 当店(アクティブスタジオ)でプリントをご依頼されるお客様のなかで、Web注文で「濃く焼いてほしい…

これは、こじつけであり、プリント自体がネガの複製物でありますが、アナログプリントとデジタルのプリントの違いを『オーラ』という言葉に置き換えてみた。

自身では、写真は芸術かと聞かれると、ノーと答えている。これから言う展開は、ヴェルター・ベンヤミンのいう『アウラ』という考え方を銀塩写真とネガフィルムからの仮想データのデジタルプリントの違いを『アウラ』があるかないかと言う論理に置き換えて考…

一夜かぎりのSambaじゃねーの(♬1月のサンバより♬)

七夕も過ぎ街も落ち着き出しましたが、そんな時に総括的スナップ。 恒例かは定かではありませんが、Active Filmで撮影することの意義を感じシャッターを切っています。 中判フィルムのカメラが、パーフォレーションまで写し込む銀塩写真になる。 撮影には、M…

元気に写真撮影生活をしているようです。

何年振りかで、彼はフラッとお店に顔を見せてくれた。彼とは今月号のアサヒカメラ8月号のグラビアページに取り上げられている加藤康成さん。以前BLOGで秋と冬しか撮影しないカメラマンとして紹介させてもらいました。その時は銀座で個展を開催していました。…

黙々と一途に武蔵美の美大生に描いて頂きました。ありがとうございます。

銀塩写真をこの地ではじめて先月で24年になり、以前は武蔵美の学生さんにスタッフで手伝って頂きました。最近では学生さんにお願いする事もありません。電撃ネットワークが25年という事をJ-wavveの深夜放送で言っていました。この一年の差は埋まらないのです…

今日の七夕のサンバカーニバルは、明日に順延になりました。

今日の七夕のサンバカーニバルは明日は天気予報で曇りなので、7/6に順延になりました。7/6に順延です。京都の法然寺講堂の丹後藤織作品展は今日までです。

七夕り飾りの続き

海外からサンバの画像を見たいという連絡も来ています。外国人には見てみたいと思うのかもしれません。パレードが始まると道いっぱいに広がりますので、その臨場感には驚かれるようです。近所の大学のラテンアメリカ研究会の音楽隊?が中心と言う事ですが、O…

刹那的な数時間の為の七夕祭りの七夕飾り準備が始まりました。

パーフォレーションまで写してしますActiveFilmでMAMIYA645で撮影しました。七夕飾りの準備です。数年前から業者に依頼してクレーン車でセットするようになりました。坂下方向です。 民俗学者の柳田國男の調査では日本全国で国造りの民話としてダイダラボッ…

最新デジタルデバイス(FUJIFILMバージョン)

最近の傾向では、やはりFUJIFILMの動向が気になります。現在のラインナップです。最近twitterをよく見るようにしています。流れてしまうのですが、情報が早く、一次情報ならいいか、という感じです。フィルムの乳剤で、宇宙線をキャッチしようと言う歴史があ…

ベルトコンベアー周辺破損のまとめ

プリント中に大きな異音とともにベルトコンベアーが動かなくなり、ベルトも半分にシワが寄ってしまった。 モーターヘッドというギアが、モーターと繋がっていてこのギアの裏側にその部分があります。壊れたベルトコンベアーを下ろし、代わりにトレイを置きプ…

ホウキ木プレゼントも一ヶ月くらいずれ込んでいるかな?

種苗会社がグリーンコキアと言う名前で商品化していて、どんな形でも広まればいいな!と思います。もう何年もやっているので、今年も芽が出てきたわよと声を掛けられます。一年草なので、種が広がりコンクリートの隙間から芽が出たりします。この植物の仲間…

京都府宮津市の友人がやっている藤織保存会は30周年を記念して行われる作品展が様々な場所でおこなわれます。

藤織りの事は、言葉で説明するよりも、拙著のリンクを張ります、丹後地方の別の棚田も写しています。歴史的背景や藤織り継承者であった光野ためさんと、吉岡つやさんの生活が記録されております。原始布・古代布とも呼ばれる日本の文化をご覧頂き、藤織りと…

日本棚田100選にも選ばれている京都は宮津市の上世屋の棚田を撮影した写真集を友人が出版しました。

古くからの友人である井之本 泰さんが京都の丹後半島の宮津市の上世屋という棚田の集落に移り住みそこでチコちゃんと言う人を中心に撮影された写真集です。表紙の雪深い山間地を雪をかき分けながらゆく主人公のチコちゃんです。ヨイショ ヨイショは、チコち…

365日回転しているファンがいってしまいました。

このように操作卓の下の基板をエアコンで冷やしながら、プリントしています。ブレーカーを落とさない限り冷却用のファンは回っています。 この大きなファンの2連の上の方が壊れました。 左側に上下に小型の入力側のファンが回っています。そしてこの2連で…

印画紙の裏の数字だけでは分らない数字の話。キー補正というところでは、表の数値と裏の数値がある。

何故銀塩写真にとって、印画紙のことをにこだわるかと言うと、料理で言えば、料理人が食材を吟味する事と似ている。いい食材なしに、いい料理はないだろうし、その基本に忠実にという事が大事という事になります。また印画紙を同じロットから新しくする度に…

T先生からデジタルデータの儚さのメールを頂戴致しました。そして調べてみましたら、、、

永くBLOGを書いていますと数年後に指摘していた事が現実化すると言うことが起きます。 以前BLOGでフランスの国際映画協会の地下の映画フィルム倉庫の事を書きました。フィルムの凄さを再確認出来るものでした。また何年も前に、風と共に去りぬを題材に書きま…

コントロールストリップをリアルにプリントしてみた

あまり聞き慣れない名前ですが、コンスト(コンストリールストリップ)といいます。銀塩写真はフィルムと化け学の薬液で、フィルムも、印画紙もその化学反応で作られ写真が出来ています。そうしますと、フィルム処理およびペーパー処理のいずれかが悪ければ…

短銃を3Dプリンターで造るのではなくアクティブフィルム製造機を造って欲しい。

昨日もマスコミがここぞとばかり、3Dプリンターで短銃をつくったという27歳の非常勤の大学職員のNewsを取り上げていました。3Dプリンターでの作り方、を動画投稿サイトにUPして、日本で最初に製造したと、自慢とも思われる書き込みをしていたようです。3…

こんな時間なのにコンデンサーの焼ける臭いが店に充満している?

この臭いは嫌いなんだよな、店のドアと非常口を開けブレーカーを切りました。コンセントの点検もしました。隣の空き店舗も外から見ました。PMドライバーが焼ける臭いでしょう?少なくとも今までの経験では、、、 スギに続いて、檜の花粉にやられてぼろぼろだ…

機械は故障するもの、それを直しながら使うもの、それにはやはり道具が必要だという事。

メーカーの方が持っている持ち物。何時も道具に興味があります。道具箱を見せてもらっています。今回は、熱転写プレス機の事できてもらいましたので、QSS23型のアナログプリンターの為という事ではありません。熱転写プレス機の為のラチェットという工具を選…

アナログプリントの基本のランプ周りの調子が今ひとつで、分解してみました、、、

このJ-73というコネクターは左のアーム部分は前回修理しました。今回は問題ありません。 コネクターの変形は無いようです。アーム部分が欠損しています。右側の部分に穴を開けました。 反対側から見たところです。 調光フィルターと言うユニットを外した所で…

がんばり屋のお母さん。日本とドイツで違う事。

真佐子さんのお母さんは忙しい方なので、配達させて頂きます。という事で、その帰りにお客様にこちらの本をプレゼントされました。今回は、その本のご紹介と真佐子さんの事を写真でご紹介させて頂きます。 6歳の真佐子さん 小学校6年生の頃にオリベッティに…

ブローニーフィルムのプリントとアナログというデータの特徴です。

ーより良いアナログ銀塩写真を作る為に役立つ情報ー 露出は若干オーバーめの方が、色調調整がやりやすいです、焼き手がCRTモニターでネガの画像を確認する為にスキャナーを通過させて焼いております。例えば焼増しプリントでは1/36ex・1/27ex 1/24 1/6 の分…

フィルムがアナログで、アナログであるレコードが世界中で注目されていて、彼の母国であるドイツでもだって、、、

カセットテープが、注目されていたり、アナログであるレコードが世界中で注目されていて、最近何かアナログという言葉にキーワードを感じています。 先日プロフィール写真の撮影をした彼の母国であるドイツでもレコードが流行っているようです。彼はアナログ…

ブローニーフィルムのプリントのこと、磁気パワーを補充してみます。

とてつもなく強力な磁石が100均に売られています。それをつかって滑るネガマスクを、滑らないようにチャレンジします。 この顔のようにも見えるトリミングネガマスク本体の裏側を見てみます。フィルムで撮ったら、レンズで焼いて銀塩写真にするアナログプリ…

ブローニーフィルムのプリントの事、あれここれ

35mmフィルムというフォーマットに対してブローニーと言われる中判フィルムは、どんどん増えてゆくともいえます。パノンのワイドラックスやFUJIFILMのTX-1にしましても、35mmフィルムの長辺をあっさり越えています。そのような場合、ブローニーネガマスクで…

中判フィルムを銀塩写真にすると言うことを可視化というより、気が向きましたら少し取り上げてゆきます。

中判フィルムで撮影したらどのようなプロセスで銀塩写真にプリントされるのかという点にスポットを当てたいと思います。大きなパーツで2つに分かれます。一つ目が、土台となるトリミングネガマスク本体というパーツです。金属の裏側には、強力な磁石があり…

ヤフオクにQSF-V-30型が1円でオークションに出ています。しかし深い意味があると思います。

ヤフオクにQSF-V-30型が1円でオークションに出ています。出品者は2260回取引をして曇りがありません。 QSSの中古パーツをこの方から購入したこともあります。お電話がきてお話をした事もあります。このQSF V-30というフィルム現像機は当店でも使用しておりま…

17年前にはじめたサービスの復活です。銀塩ソフトフィルタープリントのご案内 パートII

17年前Webshopもやり始めフィルムで撮ったらレンズで焼くというごくあたり前の事が、あっという間にフィルムで撮ったものでもフィルムをわざわざスキャナーでスキャニングしてデジタルプリントのことを多くは銀塩プリント(デジタルプリント)という名称で販…