短銃を3Dプリンターで造るのではなくアクティブフィルム製造機を造って欲しい。

昨日もマスコミがここぞとばかり、3Dプリンターで短銃をつくったという27歳の非常勤の大学職員のNewsを取り上げていました。

3Dプリンターでの作り方、を動画投稿サイトにUPして、日本で最初に製造したと、自慢とも思われる書き込みをしていたようです。

3Dプリンターでつくる樹脂製であれば、空港やスポーツイベントの会場などで使用される金属探知機で検知できないと、新たな危険性も増大するでしょう。

3Dプリンターを使えば金型作製の工程が省け、スピード開発やコスト削減につながる。平成32(2020)年には世界全体で約21兆8千億円の経済効果があると経済産業省は試算しているようです。

現政権も26年度予算で、3Dプリンター開発に40億円を計上したと言われています。

プリンターは外国製の組み立て式で、インターネットを通じ約6万円で購入。銃の設計図は「米国のサイトからダウンロードし、さらに改造した」と供述しているらしく、神奈川県警は武器等製造法違反の疑いでも調べるという。



3Dプリンターは昨年もこのBLOGで何度か取り上げました。その時も短銃の造り方のデータがダウンロード出来るようになっていると書きましたが、日本でも作って自慢する人が出てきた事に驚きました。

逮捕時の動画を見ますと、ガサ入れが通常の7:00ではなく、今回は神奈川県警が周到に準備をしていたらしく、6:00から始めたようです。

今回の容疑者も短銃ではなく、良い事に利用して欲しかったですね。




例えば、Active Filmを自動的につくることができる(仮)アクティブフィルム製造機。

フィルムを検知する赤外線センサーを蓋側に付けます。

ベースはMamiya製 RZ6×7マガジンです。スプールの中間に35mmフィルムを格納する容器があります。

もしも完成すると電動でActiveFilm 120・220が作れます。

特徴としましては、、、犯罪ではなく3Dプリンターで夢想してみましょうか???



・35mmフィルムを使用した場合、中判フィルムとして販売していない中判フィルム感度のフィルムを作ることができます。

・中判フィルムの遮光紙にリユースで35mmフィルムを巻きますので、645・6×6・6×7・6×8・6×9etcの中判カメラのフォーマットで横長のフォーマットで写ります。


・業務用のフィルム現像機で中判フィルムを処理出来るものは、製造終了しています。
このまま時間が経ちますと近い将来処理可能なフィルム現像機がこのぺースですと激減するでしょう。


・6,000店まで激減している写真店という専門知識のあるお店の残存者利益になるでしょう。


・35mmフィルムであれば、B&W・ポジフィルム・ネガカラーに応用が可能です。


・世界をマーケットにActiveFilmフォーマットのフィルムが使えて中判カメラが生き残れます。


・アップサイクルという遮光紙のリュースを奨める事でリユースマーケットの刺激になります。


・レコード・ラジカセのアナログ市場が俄に活況を呈しています。フィルムの市場も早晩見直されるかもしれません。


・完成すると(仮)アクティブフィルム製造機は明室で、洋服でいうオートクチュールで、120・220のフォーマットフィルムを作れます。


・世界の後進国・被災地・等々の復旧を急ぐところで、アナログである強みから事業化するツールになりえます。


・日本には技術と中判カメラを製造・事業化していた実績から、日本のカワイイをコラボ企業を募って(例)中判キティ・カメラ?にして世界に発信が可能かも?なんちゃって?