バックプリントは単なる数字の羅列ではないのか?

印画紙の裏に印字されている数値は、プリントのオペレーターには大切なものですが、お客様にとりましても知っていてそんにはなりません。プリントの裏面を見てもらいますと、数字には意味があります。蛍光灯の光を輝線と呼んでいますが、輝線の下でKodakFUJIFILMではその反応の仕方もおしなべて違います。FUJIFILMのネガの方が強く反応しますので、大きな補正値を入れなければ、綺麗に補正ができません。
そのような記録が読み取れます。カラー補正と濃度補正が重要です。QSS23型の配列とフジのプリンターでは、配列が違います。以下はノーリツ鋼機です。

上記のような、配列で数字が物語っています。例えば、以下のプリントはイエロー・マゼンタ・シアン・濃度がノーマルという事が分かります。只、更に1キーの補正値のパーセンテージまでは読み取ることができませんので、お店のオペレータに確認すると、さらに深いところまで到達出来る事でしょう。



上記の印字をプリントしている処がここの下のところになります。印画紙の裏面が上に通過してきますので、プリントに傷をつけないように素早く印字します。

インクリボンは回転しながら印字します。

インクリボンをセットする場所には機械の柱が有り中々ライトを照らす事が難しい場所です。修理したり機械調整をする場合は、そんな時用にこんなものを、使っています。100均で売られている懐中電灯に、値札を付けるものをセットしました。

狭い場所でも2灯使いますと立体的に照明できます。