ネガ好きのプロもネガカラーフィルムにシフトしているらしい。

今年もお店のある商店街の七夕祭りがありました。パレードが夕方にはじまり昨年は雨になり,今年はよい天気でした,夕立の予報もありActive-filmはVenus800を巻きました。そして、失敗作なのですが、ムリムリプリントしてしまいました。フィルムらしさが出てるのでUPしました。

active-filmの新米専属カメラマンのサポートをしながらお店を出たり入ったりでした。Mamiya645なので120タイプのフィルムマガジンなので、その場で適宜フィルムを巻いていました。

昨日メールが友人から,回ってきて25年程前に親しくつきあいのあった友人が遺書を残し自殺したらしい。25年くらい一度もあってはいないのですが、その同じ時間帯にサンバの踊りの喧噪の中で,その友人が死を選んだという忘れられない日になりました。

トイカメラのユーザーが,遠くから町のスナップ撮影をしながらお店までやってきて頂きました。ネガカラーとポジフィルムです。ご多分に漏れずVista plusです。

以前にも海外のネガカラーフィルムはOEMでイギリスで購入したというお客様の持ってこられたものも、DXコードはフジ製でした。

Vista plusも少し気になり大きな変更があるかなと思い,Webサイトをチェックしましたが、メーカーのサイトがなかなかでず、販売店のものばかりです。その中にこのような表示がありました。

ギズモショップでは、Vista plusの説明が以下の表示です。

赤みがかった色味、原色を誇張する癖の強い発色が特徴の35mmカラーフィルムです。

コアなお客様は,一度目の倒産当時の期限内フィルムを大量に購入し冷凍保存して,それを解凍して、使い何本も現像させて頂きました。その当時のネガのDXコードも保存したままにしておりました。AGFA XRG-400です。DXコードはメーカー固有の番号であり,型番の表記も間違いがあってはならないものです。
アルゴリズムも,黄色とマゼンタが大きくマイナス側に偏った特殊なものでした。

Vista plusというフィルムは型番もplusとなっているので,別物として,特徴も国内に大量に流通している安定したフィルムで、3P・5Pとしてよく使われているISO400フィルムです。

http://fujifilm.jp/support/filmandcamera/download/pack/pdf/datasheet/ff_superiax-tra400_001.pdf


QSS23型のネガマスクが壊れていれば、誤動作という事があります。しかし日立製のCPUを入れ替えたりしていますが17年前の機械ではありますが、今の所は、大丈夫です。

遠くからの町歩きのスナップ撮影のお客様のプリントも、綺麗にアスファルトのグレーも濁りのない白も綺麗に焼けました。

色調の説明は,難しく何件か問い合わせがありました。そのような場合、フィルムメーカーのサイトに行き詳細なフィルムの説明があるページやPDFがあります。

そこには、フィルムのバーコードやエマルジョン構成層と現像の前と後の図まであります。
RMS粒状度の番号・解像力までも表しています。

是非ここに注目して、色々なフィルムを使ってみて下さい。フィルム開発者の努力の跡が見える筈です。

Wikipediaの書かれている情報が全て正しい訳ではありません。是々非々で自身で調べてみて下さい。