KJIが熱海へ 何故かプリント途中で、ハロゲンランプが切れ途中から白い未露光の印画紙が出てきてしまった。

KJI事業部は、イメージとして富士フィルムで言う、フジカラーサービスでしたが、数年前日本ジャンボーに吸収されました。
生産現場は、大宮でしたが、その埼玉の生産本部がそっくり神奈川県の湯河原・熱海(日本ジャンボーの泉山)に移転する事になりました。従来は、ポストカードを焼いている所のイメージでした。

経営者が先手先手でやられる方ですので、ある意味象徴的出来事です。

恐縮ですがプリント納期が当然のごとく変わってゆきます。特に大判の伸ばしが時間がかかるようです。





QSSの純正ランプといているのが、今はグローバル企業のフィリップスです。

今回ランプの焼けた原因をその都度追及しても始まりませんが、2ヶ月足らずで、正常品が切れるのは珍しいし、プリント中に切れるのは、永くやっていても、ラッキーだったのかこんな経験は滅多にないことです。

3ヶ月という時間でランプの交換をしますので、ランプは切れずに交換する事の方が圧倒的に多いです。




金属の部分が溶けています。




フィルム3〜4本このランプで焼きました分を全て、はじめから焼き直しました。とにかく原因が分からないのですっきりしません。

ランプ周辺も含め見直さなければなりません。ランプコードも交換しました。ランプコードを交換しますと電圧が

下がります。管理チャンネルと言ってプリントする為ではない管理用のチャンネルに一番影響がでます。


                 
                  銀塩写真を続ける為のー銀塩魂ー


昨年7月に富士フィルムAPSフィルムを在庫限りで新規のフィルムは、今後製造しないと発表しました。

銀塩写真である事には間違いなく、銀塩写真を標榜するものとして、需要がある限りやらせていただきます。

元々ネガマスクの構造も複雑で、磁気データも記録できたり、それなりに優秀なのですが、消耗品のパーツも多

いですし、その消耗品の製造もメーカーは終了しております。持ち込まれるフィルムは、残念ながらカブリのあ

るフィルムが多くなってきております。

その対策と致しまして、APSネガマスクも部品取り用に3台確保しております。

今でしたら、ハロゲン露光の銀塩写真APSプリントが、ご堪能頂けます。

小さい方から、 L ,HD ,パノラマサイズ,2LHD, KGHD , 6P 、まで非デジタルの銀塩写真でQSS23型でした
らプリント出来ます。


デジタルでスキャニングしませんので、フィルムの持つ臨場感をお楽しみ頂けます。ほぼ35mmのハーフサイズの
ようなものですので、大きく伸ばしますと、ザラツキ感はありますがそれを受け止める心に余裕がありましたら、
とても良いものです。



フィルムの在庫は、止めましたが、従来製造しておりました各メーカーのフィルムのアルゴリズムの保存データは
ありますので、アナログ印画紙で今のうちにプリントをしておくという保存方法をお勧め致します。



APSのネガフィルムで保存する方法と、プリントして保存する方法を比較するのでしたら、銀塩写真のプリントで
保存する事をお勧めめ致します。この調子ですと、いつまでAPSフィルムを動かすデバイスが完璧でいられるかの
保証がありません。



フィルムメーカーが既に製造を止めている訳ですから、出来る限り撮影時の記憶色に近づけたいと作業しておりま
す。

撮影後速やかに現像する事もお勧め致します。時間が経ちますと、潜像のマゼンタ層から、電子的トラップが始ま
るとメーカーは以前発表しております。



今回の忘れまじ東北は、東北電力の仙台の火力発電所です。原発を含め埋め立て地や海岸近くに立地しています。

根本的な検証と原発の情報公開が急務です。 この国にむいた電源開発もしかりです。

『忘れまじ東北・仙台』