閉店後の35mmネガマスクの基板交換で螺子が抜けず朝4時にようやく抜け、ロケットマンのロケショーを朝まで聞いてしまった。

+螺子の1番がなめてしまいどうやっても基板が外れません。サブで使おうと思っている35mmネガキャリアで元は北海道で使われていたQSS26型です。前回のメーカーに再発注すると3個で203,400円というネガの送りローラーの交換と基板の交換の為です。ICチップのすぐ横の螺子です。これが外れません。このままですと基板交換すらできません。

結局、金属用の鉄工ドリルの刃を3個駄目にしました。タップでようやく抜けたのが明け方の4時です。


毎日使っていますと数年で、この合成ゴムは、このように変色して溶け出します。消耗品と主張する根拠がここにあります。



3個あるうちの最初のものから、ウレタンが変色し溶けるように弱り出し、ネガのパーフォレーションの辺りを汚し出します。

ネガの送りローラーの交換で面倒なのはこの辺りの鋏のような所です。パノラマの切り替えをするもので、マスクをかけてパノラマをプリントします。強制的に35mmをパノラマサイズに焼く事も出来ます。
鋏状の下に、ネガの送りローラーが収納されています。例えとしては、シザーハンズです。


切り替える為の動力はソレノイドというモーターのような力をカニの爪のような形状になった歯車で切り替えています。

このように閉じたときが、パノラマが焼ける時の狭い状態で、富士で言うPA 89mm×254mm・PAB 12.7mm×36.5mmのサイズの銀塩写真にできます。

こちらが35mmフル画面を焼く時の状態です。