高感度フィルムの銀塩プリントとデジタルプリントの比較

前回の続きの様な話しですが、最近の高感度フィルムは粒状性が良くなっています。しかしデジタルプリンターで150万画素でスキャンし、Lサイズプリントした場合は明らかにザラザラ感は否めません。
ハロゲンランプでプリントする銀塩プリンタトは高感度フィルムであることすら気ずかない仕上がりです。その事を知っているプロが今でも常用フィルムとして使っています。ブリイダル写真・学校写真などの分野のカメラマンです。雰囲気を活かしたタングステンのままの空気感を活かした写真やバウンスが高感度の為に効果的で自然な仕上がりになる事をプロの眼で気がついている人達です。
あまり、多くの方から一度に注文が来ても処理しきれなくなり、お断りするしかありませんね。写真は同時に比較対象しないと、余程の眼力を持っていなければ、バラバラに見ると分りずらいですよね。

NikonのD3・D700が支持される高感度に強いデジタル一眼に人気がある理由です。報道写真でバスから降りる人を望遠で夜間撮影して居る写真は夕刊1面にふさわしい雰囲気を持った写真ででした。