6年前に銀塩写真プリンターをQSS19型からQSS23型に変えた時の事ほか ミニラボ銀塩写真の現状

2011年の3.11の東日本大震災から早いもので5年を迎えようとしております。銀塩写真プリンターに絞って言いますと震災後に関東では、輪番停電が何度かやってきました。今その電力が足りていたにも拘らず行われていたという事実を知ると東電の悪質さに腹立たしく思います。

震災の輪番停電電源喪失した4切りワイドまでのQSS19型(一九さん)
銀塩写真は終わらない。
輪番停電が終わり、当時使っていたQSS19型の電源を入れた途端に過電流によって三個ある電圧基板全てを喪失しました。そしてQSS23型に銀塩写真プリンターを交換しました。QSS19型の方も修理して専門学校・大学・写真関連の博物館etcに使って頂きませんか?と声を掛けさせてもらいましたが、全て断られ保存するスペースも無くなくなく処分しました。一九さんと勝手に呼んでいたんですがこの銀塩写真プリンターは2Bネガは固定レンズで焼くしか無くプロトタイプのプリンターでした。その後QSS23型・25型・26型までが銀塩写真プリンターモデルとして全国に数件ミニラボとして存続しています。

ミニラボ銀塩写真の現状と環境
昨日、数年振りに同業者の友人からスタジオを廃業すると言う連絡がありました。その先輩も借りている店舗で家賃がきついという事でした。思い出が沢山あるスタジオで、ご本人が決められた事ですので、残念ですが聞き役になるしかありませんでした。

スタジオや銀塩写真が激減しているという話は、Newsにもなりませんが、たまたま日本の人口も今日のNewsでは1億2,700万人と減少という発表でした。

さて5年前QSS23型というプリンターにやむを得ず変えたのですが、タイミングとしては国内最後のQSS23型の現存機として残っているだけ良かったのかなと思います。翌年北海道最後のQSS23型が2台を処分するという情報が入り、1台と1/2台分のパーツを大移動したのが2012年の5月です。パーツ取りして2個いちで動かしていますので、何度もパーツを抜き取り助けられていますので、銀塩写真を続けられているという事を考えますと良い選択でした。

銀塩写真というアナログプリントの継続という意味合いでは、その環境が悪化している事は間違いありません。アナログ印画紙も昨年はじめの2倍近くに高騰しています。ヤフオクに出てくるフィルム現像・CD-R+プリントという安売り店はデジタルです。資本主義の価格競争でし方がありませんが、銀塩写真という内容の本質が伝わらないと言うもどかしさともやもやを持ったまま26年目になります。

・フィルム価格の高騰
フィルムの種類の減少とかKodakのフィルム価格の高騰はありますが、Web検索しますとまとめ買いとか海外からの共同購入とか様々な方法があるようです。米国在住のカメラマンによりますと、Kodakは日本国内のように価格を値上げしていないと言う事。フジフィルムと比べ米国内では、富士フィルムより2割くらいフィルム価格は安いのではないかという事です。

富士フィルムはエテルナRDSというシステムを継続する以上高感度のフィルムを止めてもB&WのACROS100の微粒子フィルムは継続するでしょう。
日本のカラーフィルム草創期にいつか戻るのだろうか? 逞しく好きな事の為にKODAKの5254の映画フィルムをマガジンに詰め直して使っていたりしたわけですから、その時になればアイディアは出てくるものです。

・フィルムで撮って何故銀塩写真にこだわるのか?
フィルムは様々な種類があります。それらの特徴がアナログ銀塩写真では表現される。理由は銀塩写真を得る為にフィルムはあります。ネガに光を当ててアナログ銀塩写真にしてきた歴史の伝統が176年目にあたります。フィルムをスキャナーで仮想デジタルデータを焼いているデジタルプリントしているモノとは自ずと違います。多くのお客様からその印象を語られますし、若いプロの方々もそこを指摘して下さいます。

20世紀中の画像ですが、デジタルのファームの方も進化しておりますので、良くなっていますが彩度の派手さは変わらず、肉眼に近いアナログの銀塩写真の優しい色合いは一日の長があります。


現在稼働中のA3ワイドまで焼けるQSS23型

まとめ
フィルム減少する最中でも生き残る独自の方法で只継続するのみです。母液をいためない為には、休まず機械を動かすという事に尽きると思います
そう信じて26年目の年を迎えました。

ー富士フィルムCA 印画紙とデジタル印画紙の違いにつきましてー

突然の電話で様々な方々から、富士フィルムはアナログ印画紙を販売していないとか、何処の誰かを名乗らず、もしもフジ純正にこだわっているのであれば、ウィキペディアの純正をご一読下さい。そしてフジ系のミニラボマシンで現在銀塩写真をプリントしている処を知りませんので、ご存知であればお教え下さい.
Web上ではデジタル印画紙の宣伝広告みたいな文章が並び形容詞ばかりで、具体的なイメージが伝わってきませんし気持ちに響いてきません。

銀塩写真プリンターであるQSS23型は富士フィルムCAというアナログ印画紙を品番は変わりますが25年くらいづっと使っています。デジタル印画紙が増えたのが2000年以降なのでそれまでは、デジタル機も当然アナログ印画紙を使っていました。現在もそのような写真店があるかと思います。2000年当時もフジフィルムではプロペーパーという価格の高い印画紙で黒の締まりの良い印画紙がありました。現在もあります。

写真館で使う微粒面の印画紙やその他、属にプロペーパーとして印画紙の面質が各種あります。フジフィルムのCAという当店で使っている印画紙は製品のラインナップの中ではアナログ印画紙になります。

それでは本筋のアナログ印画紙とデジタル印画紙の違いですが、そもそも試しに焼いた事以外デジタル印画紙をアナログの銀塩写真のプリンター使いがデジタル印画紙を語るのか?と思われるかも知れませんが、須らく知識がなければ良い選択が出来ませんので、問屋さん程度の受け売りの説明をします。

従来のアナログ印画紙が原点とするとアナログ銀塩写真プリンターの製造中止になった15年前当たりからデジタル印画紙化が進む訳です。紆余曲折がありながら露光方式もMLVAとかありつつもレーザー方式になっております。

アナログの銀塩写真はフィルムにハロゲンランプで印画紙に照射する為、露光秒数も変えられるし、レーザー光よりもパワフルなんです。ですから基準となる印画紙の感度も低い訳です。この辺りで、デジタルのレーザー光の特徴が予想出来ると思います。結婚式の晴れ着の白飛びせず黒がしまる印画紙を切望する事になります。

レーザー用印画紙であるFuji EBII for Laser QL DGLとアナログ印画紙の何処がどのように違うのか?という事が知りたいと思います。

言い方を変えるとダイナミックレンジが広い印画紙でアナログ印画紙よりも1〜2割程度印画紙感度が高いのがデジタル印画紙という事になります。
以前銀塩写真プリンターでデジタル印画紙を使っているお店のQSS26型のプリントをお客様が持ってこられ、当店でQSS23型で同じネガを使って焼き比較した処プリントの色の濃さに違いがありアナログプリントとデジタルプリントの違いを目の当たりにしました。

銀塩写真も俗にいうデジタル銀塩プリントも薬品を使い化学処理を工程上します。フィルム・プリント処理薬品が1日〜7日の定量を処理しなかったら薬品が弱ります。アナログもデジタルも実は薬品の状態と管理が大切でコンストを定期的にやり、可能であれば外部検査している所が信頼感がある筈です。フィルムにも印画紙に直接影響を与えるからです。

結論といたしまして

・デジタル印画紙はアナログ印画紙と比べ1〜2割程度感度が高い
・デジタル印画紙はハロゲンランプを使ったアナログ印画紙に比べレーザー光が弱いためダイナミックレンジが広い印画紙になっている。
・白飛びや黒の締まりを考えるとレーザープリンター用に開発されたレーザー印画紙が、レーザーらしいプリントに仕上がる。

以上がその違いになります。印画紙も適材適所という事になります。

銀塩写真と銀塩という表現の違いにお答えします。

銀塩写真の正しい意味とは
銀塩写真という言い方は、写真の歴史の中でデジタルプリントと確固たる違いがあります.それはB&W写真のようにネガフィルムに光を当てて印画紙にプリントするのが、銀塩写真です。時代が変わっても例えばカラーネガに光を当てて印画紙にプリントとして焼くのが銀塩写真です。
フィルムをスキャナーでデジタル化してプリントするものは銀写真とフィルムメーカーは呼んでいます。

目次 銀塩写真の意味

  1. 長い写真の歴史の過程で銀塩写真という言葉が生まれ、フィルムをデジタル変換したプリントの写真は銀塩写真とは呼ばない
  2. 銀塩という言葉の一人歩き
  3. 誤った例と意図的表現ではないかという例と色調の違いと特徴とは
  4. ネガに光を当てて印画紙に焼くか ネガに光を当ててデジタルデータに変換して露光するかの違い
  5. デジタルではフィルムの仮想データをプリントしている
  6. ミニラボで1/1000の多勢に無勢であっても事実を曲げてはいけない

1.長い写真の歴史の過程で銀塩写真という言葉が生まれ、フィルムをデジタル変換したプリントの写真は銀塩写真とは呼ばない

フィルム現像はデジタルカメラが隆盛を極め2000年以降15年が経過しても以前から変わりません。例えばネガ現像処理では、薬品で化学処理するため、水とケミカルリンスでゆっくり仕上げるものと、その部分を薬品処理して短時間で仕上げる今どきのフィルム現像機の処理方法があります。化学薬品でフィルム現像するところに大きなっ違いはありません

2.銀塩という言葉の一人歩き

それに対してWeb上で誤った紛らわしい表現で情報発信しているのが、デジタル系の写真店や写真会社です。これらの会社は写真が175年の歴史上デジタルプリント(銀写真)と銀塩写真の違いが分らなければ、『もぐり』というくらい業界・専門家の間では常識になります。


3.誤った例と意図的表現ではないかという例と色調の違いと特徴とは

一例あげますと創業50年といいデジタルプリンターを画像表示して300文字程度に3回も銀塩写真という誤った表現を使い更に、嘘を正当化するようにこのような表現が見受けられます。
『プリントする方式自体フィルムと何ら変わらない』と表示していますが、デジタルプリントはフィルムをスキャナーで仮想データにしデジタル化した01のデータをレーザー光で印画紙に露光するプリント方式です。 高齢者で加齢によって眼が悪くなった方等ではなく普通の感性があればアナログとデジタルの違いは分ります。銀塩写真とデジタル処理の銀写真では、色の鮮やかさが違います。フィルムを銀塩写真で焼いたものはフィルムの種類や、天気、季節、朝夕、の時間に左右されます。

色調の彩度が強くアナログである銀塩写真は柔らかな印象で、それに対し比較対象した場合デジタルプリントは『どきつい』印象があるのがデジタルプリントです。これは繰り返しになりますが撮影時の天気やライティングでも変わりますし、フィルム感度でプリントの出方で当然変化します。フィルムの種類が減ったとはいえ、今はまだフィルムには多様性があります。


4.ネガに光を当てて印画紙に焼くか ネガに光を当ててデジタルデータに変換して露光するかの違い

特に『銀塩』という曖昧表現の誤解の元はデジタルプリンターで薬液処理する場合、露光がレーザーでデジタルデータを印画紙に露光したあとペーパープロセッサーの薬液処理になります。その工程は、アナログプリンター(銀塩写真)の処理と然程違いがありません。一般的表現である銀塩・処理になります。
もう少し詳しくいいますと印画紙に露光した後に1番の現像液(CD)から2番で脱銀(BF)処理し後は、水洗(ケミカルリンス)か薬液水洗になります。
銀塩写真はフィルムから印画紙に対して光を当てて得るアナログプリント方式をいい。デジタルプリントは、フィルムをデジタルデータ化する時にスキャナーで01の仮想データをレーザーやMLVAで印画紙に露光して得るものをいいます。

5.デジタルではフィルムの仮想データをプリントしている

専門家であれば、工程が一つスキャニングがプラスされる訳で分りきったプロセスを紛らわしく敢えてフィルムと変わらないとか、違うものを言葉をスリ替えて銀塩写真という言葉を専門家が紛らわしく『定義のすり替え』行為は銀塩機製造中止した(2000年)以降15年が経過しても尚このような間違ったコピーライティングは食品偽装の時のような一部の業界のモラルの低さの証というしかありません。全国で25,000店以上あった写真店が5,000店台に激減していると言われています。フィルムスキャンのドット・パー・インチの理屈が理解出来なければ失敗するでしょう。


6.ミニラボで1/1000の多勢に無勢であっても事実を曲げてはいけない

全国で写真店が5,000店台だと言われています比率でいえば、銀塩写真でのこっている店は1/1000位かもしれません。
仮に銀塩写真をリスクを取ってもビジネスでやりたいのであれば、中古で本物の銀塩写真プリターQSS26型を探せば中古ペパープロセッサーのマーケットにはまだあると言われているので正真正銘の銀塩写真ビジネスを今からでも始めればいいだけの話です。

まとめ

以下はフィルム使いのユーザーがデジタルプリントされている事を知らずにいて、アナログの銀塩写真プリントに出会いデジタルとの違いを感動をまとめたものです。

  • デジタルプリントだと無補正で注文してもプリントにフィルムそれぞれの個性が出にくい
  • どのフィルムで撮っても同じような調子の写真に仕上がってしまうと感じていました
  • フィルムが本来持つ空気感やディテールが損なわれてしまっている
  • 天気に関係なく色調が鮮やか過ぎる印象がある
  • アナログプリントは美しく、フィルムの持つ空気感や柔らかさが再現されていて満足のいくものでした。


2000年から15年の歳月は生活の視覚伝達がデジタル機器に変わり無理もない事かと思います。フィルムというアナログの賜物はアナログの銀塩写真にすることにより人の視覚に近い『写真』というモノに生まれ変わります。

次回は、アナログ印画紙とデジタル印画紙の違いに付いて、質問にお答え致します。

臼井悦規君のフィリピン・インドネシアの写真報告 追加の銀塩写真

海外でフィルムで撮るという事。臼井君に聞くと海外ではフィルムカメラを中々見かけないようです。
そんな中、今月国産のフィルムメーカーから重大な発表がありました。

デジタルとフィルムの銀塩写真が何処が違うといことが、15年前位に盛んに言われてきた時代がありました。そして今月7/10の富士フィルムからのブローニーフィルムの220を製造中止という発表は、いよいよ来るときが来たという感じです。

こんな時が未来永劫きて欲しくない.と思いつつスプールも遮光紙もリユースして220のマガジンも無駄なく使えるActive Filmとい方式の特許をとりました。このフィルムで撮るということは、トリミングしてしまうと普通に通常のフィルムで撮ったものと変わらなくなります。
ノートリミングの潔さといいますか?撮ったまんまでみてもらう。という事が多いのです。そうならないと特徴が出ないとも言えるからです。


フィルムの話が横道にそれましたが、特許庁に申請している富士フイルムは正式なものが166cm(220タイプ)の長さで、確かハーフという言い方だという記憶がありますが、その今回かろうじて残った120タイプはハーフ扱いだった筈です。ブローニーの長さのフィルム60mm×1660mmが220であり120タイプはハーフという呼び名という事です。ジワジワ真綿で絞められている感があります。


その場面が他の企業にもありました。Twitterで呟いてしまったんですが、QSS23型を製造していたメーカーのサポートセンターには、ベテランのサポートセンターの回答者がアドバイスをしてくれていました。(18年前の機械修理の事が分る専門家5〜6人)何故かと言うと、我々ユーザーは回路図の提供を受けている訳ではないので、全て自己責任で18年前の銀塩写真プリンターを修理している訳です。

3相200Vの機械です。久しぶりにサポートセンターに連絡したところたった1人だけになっていた。一人づつ名前を挙げますと退職されましたと言う回答です。

私は銀塩プリントに関わり四半世紀になるので、社員の名前も覚えてしまいます。そしてQSS23型を銀塩写真のプリンターとしてA3銀塩写真プリンターで使っているのが全国で、このQSS23型 1台だけになってしまった.という事です。QSS23型の兄弟機にはデジタルプリンターとして使えるものがありますから、デジタルプリンターとして使われているものが全国にはデジタルプリンターとしてまだあるようです。


QSSは写真の業界では世界的に有名な機械メーカーでそこの出来事です、ここ数ヶ月の出来事です銀塩写真プリンターQSS23型の解る社員は、一人を残し、全員退職しました。という電話の声。。。

国産フィルムメーカーの220フィルムの終了発表とこれらの事象はたまたまなのか?リンクしているのでしょうかね?

全国でQSS23型はもうち1台だけと言われた?責任を感じる。




臼井君は質実剛健で、インドネシアの柔道の寝技のチャンピオンでもあります.ある時は昨年代々木公園で話題になった蚊を媒介するアレでインドネシア人に助けられ入院したりしなががら日本語・英語・インドネシア語を操りながら、私からすると無給の国際貢献をしている姿が尊くみえます。

インドネシアは夕陽が綺麗です。

7/10にFUJIFILMはブローニーの220タイプを製造中止するという発表をしました。220フィルムで撮影する楽しさと先人達の英知が詰まったシステムだと思っています。またNS160は昔からスタジオ・写真館が多く使っているフィルムです。非常に使いやすいフィルムで今もフィルムで撮って欲しいというお客様の時はこのフィルムを使います.ですから常備しているフィルムです。今月も成人写真も結婚記念のロケーション撮影もこのフィルムで撮影しています。粒子の綺麗さと適度なコントラストで腕のへタッピーな所もカバーしてくれます(笑)

またポジのISO50・ISO100の220も製造中止という発表です。最盛期の頃のKodakの一文でフィルムの保存で安定するのは、一定温度で零下30度位なんです。家庭用の一般的冷蔵庫でー30度で保存は難しいのですが、AGFAの倒産した頃の癖のあるものを当時フィルム好きで自身でクロス現像をしていたやり手で多才な女性が家庭用の冷凍庫で有効期限から5年経過してもってきて頂きましたが、XRG135のDXデータを保存していましたので、同時プリントを見て驚かれました。私も正直驚きました。220フィルムを味わいたいのであれば、家庭用の冷凍庫でも充分です。今後保存出来る99の種類のフィルムのDXデータを処分することはありませんので、ブローニーも99チャンネル保存しております。お試し下さい。解凍して撮影する時は、ゆっくり時間をかけて下さい。

すったもんだで、再興してAGFAのパッケージで販売されておりましたのは、日本国内版の中身はfujifilmのXRGのOEMフィルムでした。DXコードで管理しているので、こちらは誤摩化しは効きません。様々なWebの情報は、アマからプロという人まで更にお店まで情報発信しますが、信じる信じないは要注意です。


20%の値上げの予定でKodakの右ならへでしょうか

以下の撮影は、この645カメラで撮影したものです。只残念なお知らせですが、フィルムを赤外線センサーでセンシングしている富士フィルムGX680というカメラは赤外線で、バーコードとフィルムの乳剤のリフレクションで機能させているためActive Filmで使用出来ません。悪しからず。




いいですね職人さんが街に多く店先で作業をしているんですね。

専属カメラマン臼井君のインドネシアからの報告つづき

カメラとフィルムはFUJIFILMのブローニーのカルディアと揶揄されているセットです。フィルムはActive Filmをインドネシアに行く前に自身で用意して手荷物としてもってゆきます。以前こちらのBLOGにフィルムを貨物としていれた所、X線を当てられ遮光紙がフィルムに写ってしまった経験から、手荷物にします。


捨てる所がない.活用してますね


私はインドネシアに行った事がなくシステムは分りませんが、屋根があって明らかに靴を脱いでいて、有料で街の中に仮眠する場所がもうけられているのでしょうか?至る所で仮眠しているようです。

臼井君のインドネシアからの報告

7/10にFUJIFILMからフィルムの大幅な値上げとポジフィルムの一部・ブローニー220が製造中止になると言う発表です。銀塩大好きとしては、いつかこういう日がくるんだろうという事があるんだろうという事が、こんなに早くX ーDAYがやってくるとは思っておりませんでした。

220のブローニーのマガジンが使えなくなるのが忍びないという事で遮光紙のリユースで21世紀型のフィルムという事で『Active Film』を作りました。殆ど知名度がないのでどんな風にActive Filmで645のカメラでどのように写るのか?をインドネシアから、ラマダンで帰国しているアクティブスタジオの専属カメラマンの臼井君写真をUPします。

ブローニーの遮光紙に暗室やダークバッグの中で35mmフィルム130cm位ですと645であれば27〜28カット撮影が出来ます。この辺りの銀塩写真はフィリピンの街中のようです。若干文化が違うようです。