QSS2301型のカラー用のプリンターで焼くB&W写真とは

Activefilm専属カメラマンが撮影したB&Wフィルムです。まずB&Wフィルムをカラーの銀塩写真現像機で焼くという事は、ベースの色もDXコードもありませんので、結構な手間になります。以前プリントチャンネルの話を書きましたが、ネガチャンネルに比べても、プリントに大きな影響を与えるのはプリントチャンネルです。その為にテストプリントで、フィルムベースの色の傾向を確認しなければなりません。これがテストプリントです。YMCDのデータの記録は、バックプリントに記録されます。

こちらは、セピアのプリントです。プリントチャンネル上では、濃度のみの補正です。元々このフィルムは、東南アジアで販売されているメーカー不詳のフィルムです。
ネガサイズは645です。

Y-3 C+4で濃度を−3にしました。

そのデータをプリントチャンネルに、入力してプリントチャンネルとします。

プリントに残る緑色を引く為に、マゼンタを足して、最後のプリントとしています。35mmのフィルムの場合は特にオーバーアンダーでのばらつきでモノーンが色に変化を及ぼします。モニターとは一致しませんので、難しいいのです。

更にモチベーションの上がっている時に作ったのが今から17年前でその時のAsサイトのB&Wの調色ページです。