コンストマガジンは、やはり樹脂でした。静電気の問題と、樹脂である事が、、、

樹脂である事はメーカーは、その素材の性質等を考慮して決めている訳です。例えば、QSS2301型のスプロケットの回転する動力を印画紙がターンする上部ターンガイドに動力を伝達する二個の平歯車があります。この二個のパーツも、メーカー在庫はありません。液中ラックという6個の大きさの違うラックが薬液の中を印画紙の通り道にしているレーンになります。薬品に負けないように、フレームはステンレスで出来ています。ステンレスと回転する樹脂や金属を固定しているパーツがメタルという重要なパーツになります。このパーツが摩耗してきますとスムーズな回転がグニャグニャに回転して、歯車が片減りしたり蛇行したような回転になります。
前回スプロケットを交換した時に、その周辺も交換しましたが、更にその下のメタルは交換しませんでした。それはパーツの在庫がまだあると言うメーカーからの回答があったからです。しかし、前段で触れました通り2対の平歯車は在庫はありませんでした。
速攻でメタルの交換をしました。中央のグレーの樹脂パーツがメタルです。

新型樹脂製巻取具も新しい発想で、今回塩ビの樹脂で作ったものは、更なる改良を加えようと考えております。詳細はアクティブフィルムのWebサイトをご確認下さい.ActiveFilmはパーフォレーションのところにも画像が映し込まれますので、フィルムの番号はあまり必要性を感じなくなるかもしれませんが、少なくとも解決手段を持ち合わせていないというのも、何だかな?という声が聞こえてきそうで、このプラスチックのマガジンが、調達コストを1/8まで下げてくれました。

只プラスチックの素材であるということが、静電気にどのような影響を与えるのかが課題になります。

試行錯誤の結果9cmになり軽くなりました。