新型ActiveFilm樹脂製巻取具

本体は熱処理で加工しやすい塩ビ樹脂で作りました。従来までコンストマガジンという黒い遮光性のある容器を使用したタイプでやっておりましたが、単価が高いので、調達コストを下げるためフィルムマガジンを使うタイプにしました。
コンストマガジンを使うメリットは、ノーリツ鋼機の現像機でブローニーフィルムをながせる機械であれば手間いらずです。暗室やダークバッグでフィルムを巻く場合巻き直しをしますと、フィルムの若い番号順に揃えて巻くことができます。



フィルムガジンが現在も販売されています。LPLでワンタッチパトローネという名前で1600円でネット販売されています。


この新型樹脂製巻取具は本体はホワイトアングル20×20という1,820mmの長さのものを使っています。使われているものを紹介しますとブローニーフィルム用スプールはリユースのもの二個ステンレスボルト・ナット アルミ樹脂ワイヤー PET樹脂 アクリル両面テープです。ほとんどがユニバーサルなものでホームセンターなどで購入することができます。

幅寄せ部分に2,000ガウスの磁石を使うか 迷いましたが、部品数を減らす方がメリットがあると考えました。画像ではわかりずらいですがフィルムマガジンを宙づり状態にしていてその部分の折り曲げ加 工、その下の方に遮光紙が中央になるように、スプールの鍔の部分の幅を折り曲げております。フィルムの幅寄せ部分を移動が出来ます。それが外れないように とネジの横に樹脂を折り曲げて外れなくしましたが、実際はボルトが替わりにその役目をしてくれています。

材料もリユースの部材もユニバーサルで調達しやすくなりました。