パーツも外観は似ていても、大きく変わっている。

一見問題がなさそうに見えますが、全体に劣化しています。現像の液中ラックという、印画紙が流れるハンガーが7つありそれぞれに今回のスプロケットがあり、パーツ自体が無くなってきていますので、中古のスプロケットを探す事を検討しなければなりません。

分解して見えてくるものがあります。

スプロケットの中に、半球状のモノが向き合った状態になっております。

圧力がかかった場合は適度に球体同士がスリップします。

この形状は、QSS2301型から,比較的大きな印画紙を処理出来る大きな機械のQSS27型まで共通のスプロケットになります。その後QSS29型QSS3011型では白黒の2トーンになります。形状がそっくりですが、ギアの歯数が違っていて、残念ながら使い回しが出来ません。