QSS23型の事で、東京都写真美術館の担当者とお話しをして考えた事。

アクティブフィルムの特許証が届きました。ご利用をお待ちしています。

http://www.active-film.com/

すっかり銀塩写真リスペクトという事で、超保守的な立場にいつの間にか、そんな立場にあるようです。写真関連の人達と話しをしていて、何が売れていて何が売れなく、そして、人の好みが移ろい易く、難しい時代に入ってしまった。というのが一番インパクトがある感想です。

私は、フィルムから銀塩写真のプリントを写真と小さな頃から思っていて、今でも周りの写真がデジタルプリンターに変えないと商売上立ちいかなくなるって言われても銀塩プリンターを守って今も毎日機械を動かしている訳です。言葉の定義として写真=銀塩写真 と思い込んでいます。


デジカメは生産はしているけれど、カメラメーカーは売れなく、ミラーレスがちょぼちょぼで、売れているのはiphone関連やスマホの関連のレンズや用品が動いているという事です。通常画像を撮る物としてケータイとデジカメを2台持つという人は稀で、そうするとケータイで全てを済ませる。という事態になります。

話は、そもそも撮影する時に、メディアを何に記録するのかという選択があり、プリントをするのかしないのか?という選択があります。
そうすると、一番遠い選択がフィルムというメディアでしょう。


一番お手軽に出来るものが、ケータイになります。そするとプリントするという事自体激減しています。


東京都写真美術館に話を戻しますと、価値のある写真を収集するという事が、そもそも何を収集するのかという事になります。大方の写真家の作品であるデータを収集する訳で、デジタルの01の信号を収集する事になります。担当者と話しをしていて 写真=デジタルという概念しかないようです。


デジタルで撮影したものは、ラムダで出力したものを収集するのか?データを購入するのか?デバイスキャリブレーションのことや、データの管理を何処まで購入時に管理出来るのだろうか?という事とそれをデータとしてどのように維持管理するのだろうか?


時代とともにフォーマットも変遷します。

以前もアービングペンさんのプラチナプリントに対してなみなみならぬこだわりで、一枚のプリントを仕上げ、焼き増しも他人がしてはならない。という遺言で全紙の密着のようなプリントをしていたようです。

しかし、カラーは、印刷の作品集と、大きい物はCanonインクジェットプリンターでやっいているというものでした。

今や売れっ子のデジタルカメラマンには専門のアシスタントが画像処理担当者がいてやっていると聞きます。RAWデータをどのように仕上げてゆくか?フォトショップGIMPが介在するという事になります。カメラマンの負担が重くのしかかります。

ダイナミックレンジの管理の事もあって大型のCCDでMamiya645ベースのフェーズでやっている人もいます。更に大きいカメラでデジタルバックでデジタルアーカイブに向かっています。