恥ずかしながら、コンタミネーションしちゃいました。

聞き慣れない言葉でしょうが、現像液は、異物を嫌います。ネガの進行方法
に対して、一定の許容があるのですが、薬液の逆行はNGです。

一発レッドカードです。思い当たるのは10年ぶりくらいです。
その時もメンテの掃除中でした。

今回も、以前の機械のつもりで、ラックというネガの通り道のハンガーを
取り出して、分解している時に、電源を入れたとたんに、強制循環
させるポンプが動き、一気に吹き出しコンタミネーションしました。
そして現像液の全液交換しました。


以前の機種では、電源を入れただけでは、このような事にはなりません。
油断がありました。

気持ちを立て直して、気は持ちようで、まっさらな気持ちで行くしかありません。


業者仲間では、一番のスターターという現像液を常備していて、日毎のフィルム
現像が減って現像液が弱り出した場合、全液交換するそうです。



オークションではデジタル機でフィルム現像を只みたいな料金で回していますね。
回さないと薬液が弱る為だったりします。


今回当方は、QSFV30という現像液を入れ替える為に、購入しておきました残りです。
一箱購入すると、2回分使えますので、ある意味迷いはありません。


スターターで現像液を溶きそれを母液として、日常では、別な補充用の薬液を
フィルム通過時点で補充するシステムです。



嘘か本当か?うなぎ屋・焼き鳥屋のたれ方式のような物かもしれません。
たれ(現像液)の具合をチェックするのが舌ではなく、コンストという事です。



       今回の銀塩写真を続ける為のー『銀塩魂』ー

スターター自体も古くなりますと、いけないようなので、新鮮な気持ちで
事故の為丈ではなく、現像液のスターターを一箱買っておいて、一年に一回交換して
1/2を使い、毎年新鮮な母液にして2年間楽しめる。これもありかもしれませんね。



さて今回の『忘れまじ東北』は東日本大震災津波被害で大量にでた瓦礫についてです。

知らず知らずに肺の中に、危険な物質を吸い込み、20数年後に肺の中皮腫という重い病になる
かもしれないという話です。石綿アスベストは、昭和の時代 学校・公共施設に普通に
鉄骨に吹き付けて使われていました。

家電でも、私の所にも古い東芝製のアイロンで父から譲り受けた物があります。
アイロンの底にスチームの穴がない為に、生業の一つでもあるTシャツ加工の為に、
たまに使う為です。そのアイロン台には石綿が使われていました。


当時は、理科の実験の五徳の上に金属ネットの中央に石綿が使われ、アルコールランプや
ビーカー、フラスコに混じって危険も知らずに、教育現場にありました。


現在でも、建築資材に形を変えて使われております。石綿はスレート瓦や、屋根材の
コロニアルやカラーベストという名前であったり・昔の工場etcの石綿とセメントの波板
もあります。古い建物の場合、建物の鉄骨に吹き付けられています。


政治や行政のこの怠慢に身を委ねていては、知らず知らず大変な事になります。


行政にノーという為に民間団体とバトって良い方を選択するシステムってできない物でしょうか?
失業している人を使う民間団体で雇用も確保するというシステムはどうでしょう。


政治も行政 NGです。空気中のアスベスト含有量が2倍になっている地域もあるようです。


日本は、こと建築に関してクラッシュ&ビルトが大好きなお国柄です。1975頃までは
鉄筋に吹き付けられていました。 


建築業界は政治に対する影響力もあるでしょう。瓦礫のアスベスト問題はマスゴミは口を閉じたままです。


放射能のことばかりではなく 石綿アスベストに目を向けて下さい。
全国に別な物が拡散する?


Mさんの朝日新聞の記事(時間がなく読んではいませんが?)刺激されたのか少しハードな内容なりました。


東北の津波ででた瓦礫の写真を添付します。

久慈市の海岸部の瓦礫です。