3人のカメラマン

新聞記事からですが、
以前、東松照明さんは、デジカメで撮影している姿で、新聞に納まり、昨年末、かの福島菊次郎さんがNIKON を持って年末 新聞
に収まっていました。お二人とも原爆の写真で有名なカメラマンです。

トライXの100フィート缶です。
100フィート缶自体が、少なくなり、国内では、コンストが100フィートをカットして使っています。まだ海外では、少し残っているようです。



福島さんの言葉でいつも思い出すのは、カメラマンの存在証明は、トライXどれだけ撮ったか だからね。30年前これが口癖でした。
御大も現役で撮っていて、90歳になられ、新聞報道によれば山口県で一人暮らしされているそうです。
ジュエリー・デザインも一流で、手先が器用な方です。

福島さんをテーマにした記録映画が進行中なのだそうだ。数少ない日本の2度の被爆を記録しているカメラマンで、歴史に残るカメラマンだと思います。

同じ長崎・広島・原爆をテーマにされている有名カメラマンです。 カメラに特徴が出ています。




ところで、米国のアービング・ペンさんは、日本のプロカメラマンにもファンの方が多い有名カメラマンです。前回の広川泰士さんも今回の展示に寄稿されています。あまりプライベートな部分が知られていなかったのですが、

今回、『アービング・ペンと三宅一生展』で、亡くなる前の3年間アシスタントで3年そばで、アービング・ペンと共にしたアシスタントの方が、身の回りの興味深い貴重な話や日常を語っております。(服装、写真制作、何故プラチナプリントなのか、財団の事etc) てんこ盛りです。

アービングペンの元でという 動画 」が何と言っても興味深いです。


http://www.2121designsight.jp/program/visual_dialogue/







ここで言うプラチナプリントに関する写真大辞典からの抜粋です。高額なプラチナを使いますが、リサイクルしたり、米国では工夫がされています。





ここ日本では数少なくなったフィルムメーカーがあります。希少機械になった銀塩写真のプリンターも活躍しています。
スピーディに銀塩写真が比較的簡単に、今なら出来る時代なんです。

ポジフィルムが、ほぼ銀写真でプリントされる訳で、 銀塩写真という切り口でみたら、ネガフィルムは面白いし21世紀までよく残ったものだと思います。オリジナルプリントが日本国内から、世界に向かって銀塩写真で発信・売買してほしいと願っておりますが、、、



25時間も時間をかけ1枚のプリントにこだわりをもたれていたアービングペンさんも、カラーはインクジェットだったり、仕上がりの写真のすべての作業を自身でかかわったようではなかったんですね。
あー何か、安心した気がします。


アービン・ペンの死後、自身の財団ではプリントをしてはならないという遺言のようです。 B&Wのプラチナプリントに対してなみなみならないいきごみを感じてしまいます。

アメリカではプラチナプリントの伝統があり、今も供給される素材も含め礎地があるということですね。


今回の忘れまじ東北は気仙沼と大島を結ぶ連絡船です。江田島から支援に駆けつけてきてくれたフェリーです。壊れた桟橋で大島とを就航していました。
『忘れまじ東北・気仙沼