駄目になったパーツも保存しておこう! 銀塩写真を続ける為のキーワード2

               銀塩写真を続ける為のキーワード ー銀塩魂の極意2ー


発売当時1,000万円しようが、その機械が銀塩写真という文化的な産業機械であろうが、2008年3月に部品の保有期間が終了したという事を理由に、責任はない。何の免罪符かは分からないけれど、それを、断る理由にしております。

先日も、在庫が、まだ6個あると言われて、土曜日だったので、月曜日発注でも間に合います。という案内だったので、月曜日の午前中に注文を入れたら、もう在庫はありません。

何とか1個だけ、回してもらいましたが、以外に、海外がライバルで、時差の関係で持っていかれるようです。
フォトインタラプタというパーツで、印画紙の紙巾を検知しているパーツです。



印画紙は、庫内の暖かい空気にさらされておりますと、印画紙の温度による、対ケミカルの反応が変わるようです。
以前の機械は、庫内温度を確認して、その為の特別な設定がありました。

二三型は、その点、一定の時間が来るとマガジン側に巻き取るようにしております。そんな時、印画紙を検知しているのが、フォトインタラプタです。

いろいろなところにこの機械では使われていて、以前は、同様の機能は、発信・受信側の基板とが一緒に付いた分かりやすいパーツでしたが、この機械では、スマートな形状です。


前世紀では、メーカーに戻ったパーツを社内で修理して、パーツを回して使っておりました。
ですから、技術があるならば、修理ができるかもしれない。と言う希望的未来を信じて、駄目になったパーツもとっておこう。



例えばネガ送りローラー(スクイーズローラー)の場合 シャフトさえとっておいて、下記のようなウレタンシート(厚さ3mm)を購入してシャフトの太い方が4mmなので、ドリルで穴をあけてそこを中心にローラーの直径が9mmなので、そこの穴を中心に9mmに抜けるポンチを探し抜くといい。

こんなに、スムーズに行くとは思えませんが、無くなれば、造るしかありません。

これは、10cm×10cmで厚み 3mmです。

ウレタンでもどんな材質が良いのかが不明です。硬度とか、変質しないか、トライ&エラーでやるしかありません





『忘れまじ東北』は岩手県宮古市田老町の有名なスーパー堤防の内側にある野球場です。

『忘れまじ東北・田老町