灰色が灰色になるように無彩色は奥が深い。

毎日 QSS2301のプリンターを使う時は必ず儀式みたいなセット・アップという作業があります。
円の中心がグレーで周りが黒のカードを濃度計(デンシトメーター)に挿入します。


中央のグレーの濃度を B 0,748 G 07,60 R0,766 を計測して、基準値で読み取り3段階のグレーをレンズを通過させずに、プリントします。



プロセッサーを通過して出てきましたプリントのグレーを読み同じ数値であれば、B 0 G 0 R 0 になります。
その数値が実際のプリントと差分が出た場合は、色の管理をしている 管理チャンネルに補正データとして収納されます。そこで1日がスタートします。



QSS2301は、24時間基板を強制的に山洋のファンで換気しております(以前黄色い遮音と防塵を兼ねたBOX)
ので、空気中の埃がデンシトメータの隙間に、入り込み、異常な数値になったり、悪さをする場合があります。

時々掃除機で、溜まった埃を吸い取れば良いのですが、中々そこまでは、手が回らないと言うのが実情です。


一九さんの時、埃が原因で、ランプハウスの柱状の下部にに基板がありトラブルを起こした事が、一度あります。

急遽、今回はメーター測光部の埃を飛ばすストローを利用したノズルを作りました。変な格好です。

メーターの測光部が上についているため、上に向かって、エアーを吹きます。プラスチックのカードの厚みまでストローを潰すには、ポリのストローの素材が便利です。


日本語と英語で説明書が入っています。


QSS2301・26型のオーナー・関係者から情報をお待ち致しております。

2301型・26型のデンシトメーター(濃度計)・35mm固定焦点レンズ・スキャナーを探しております。情報がありましたら、お願い致します。
数10台の銀塩写真のプリントが出来る二三型の機械はあるそうです。関東では、あまり聞きませんが、、、同型機の情報をお待ちしております。