とんだ落とし穴が、、、

35mmのネガマスクの動きが悪くなりました。停止位置で止まらない。スキップする。今まで,壊れる瞬間には立ち会った事はありません。以前は突然、動かなくなる経験はしました。今も昔も,高額請求されるパーツです。

午前中は焼けていて,午後には、緑と赤のランプのうちの赤が点灯状態になり、アウト!退場です。
メーカーに言わせますと,サポートも終了しておりますので。修理も効かず。パーツもありません。

このままだと、銀塩写真からの撤退を意味します。

フロッピーの読み取りにも問題ありで散々です。近所の電気店に向かい,フロッピードライブクリーナーを買いに行きましたが、その存在すら見た事も聞いた事もないと、とぼけた返事でした。

コジマ電気に1個だけあるという事で,即買い。因に,ドクター中松サイトには5倍くらい高い値段で売られております。

左が、故障の35mmネガマスク一見新しそうです。右がフィルム送りローラーが溶け落ちたもの

画面検出器 ここから緑色の光を出します。今回はここが光量不足に陥り壊れました。ゲインを上げたり下げたりして,使いましたが,本来は安定しているものです。画像のものは、使えます。その横のフィルム送りローラーが黒ずみ欠損しています。これを交換します。うちに来た時の夜電源を入れ,テストプリントで焼いた時、ゲインを調節して焼くように指示されていましたので、いつかは,こうなる事を予想はしていましたが,こんなに早く危機が訪れるとは、油断がありました。

裏から見ておりますので、フィルムは左から右に流れます。3対のウレタンローラーで送ります。壊れた方のネガマスクです。3対のフィルム送りローラーを取り出します。

金属のアームはパノラマと35mmの画面切り替え用のアームです。その下にあるローラーを外さなければなりません。左側2つは,外しました。


使えそうな,パーツをパーツリストから確認し抜いておきます。実際は,いつ使えるかは分かりません。
修理を受け付けていました当時も、製造メーカーに修理を依頼していたようです。


アームの下のフィルム送りローラーを外しました。これを交換します。輪番停電に備えより安全な選択としてこの23型に替えて早々のトラブルです。

北海道から,23型を使っているオーナーさんに35mmネガマスクを送ってもらいます。札幌でも、フィルムのプロセッサーを使っている所が激減しているようです。

スキャナーでフィルムデータを取り込み加工するデジタルプロセッサーの所ばかりのようです。そこすらも上手くいかず激減しているようです。デジタルカメラが浸透し,プリントのクレームを聞かない。身の回りがデジタル機器ばかりになり、本物の,人の目に近いフィルムや銀塩写真が分かるユーザーが,いなくなったようだとも話されました。

フィルム送りローラーもメーカー在庫が僅かです。1個2,100円なり、これでまた本物銀塩写真が続けられそうです。
APSネガマスクのフィルム送りローラーを以前交換しましたが、小型な為か、35mmより難しかったと思います。