銀塩写真を取りまく変化

フォトキナで、富士写がプリンターの製造を中断していた筈ですが、デジタルプロセッサーを出品してきております。
今後、チェーン展開しているお店が生き残れば、確実に富士写の影響力のある会社が生き残った場合、富士写の現像機が導入されることをを目論んでいるのでしょうか。

ある経済紙のインタビューに答える形でGF670 Professionalの富士写開発秘話の中で今は話す訳にはいかない事が在る。

と思わせ振りな、表現をしています。
単純に機械式カメラならパーツ供給が途絶えた場合でも、敢えて機械部品を多く残している。とも言っています。

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ー同機の生産予定台数が5000台に過ぎない。とすると御社(富士写)としては新しいフィルムカメラに開発だけでなく
DPEにもより深くコミットする必要があるのではないでしょうかー

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〜一番に浮かぶのは、啓蒙活動です。フィルムの良さを広報する。フィルムの面白さを伝える。フィルム写真を鑑賞する楽しみを知って頂く、、、、。それは何も一般ユーザーだけではなくて、ラボの経営者に対してでもです。
中略このカメラはそうゆう使命を担っています。このカメラがデジタル一辺倒の人々の目を少しでもフィルムに振り向けたいと願って止みません。 だって

実現性は無いと思いますが、ボタンの掛け違いを止め、もう一度リスタートする事、フィルムはアナログで焼くものを銀塩写真と言う広報をすること。

スキャナーでデジタル化したプリントは銀写真(デジタル写真)です。ということを、昔のアメリカTV番組の逮捕シーンのように、被疑者に対し弁護士選任権があることを告知するシーンを入れる。

今は、可視化とか、議論されていますが、先ずは弁護士を付ける権利があること、ドラマで繰り返し入れるようにする事は、非常に意識として、刷り込みになると思います。

横道に反れましたが、 フィルム=銀塩写真と言う公正取引の原点を繰り返す事が重要です。

高い所からフィルムメーカーが啓蒙活動などおこがましい事で、フィルムを何故やっているのかを、どうして、やっていられるのかをメーカー側から、聞く事から始めるべきと思います。

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フィルム現像機を得意にしている会社がなくなりました。
印画紙のフェロタイプやフィルムプロセッサーや自動現像機を製造しておりましたFCという会社が酷暑の最中、8月になくなりました。
サイトも見えませんが、キャッシュで確認出来ます。会社の社歴を見ることができます。
http://www.fc-mfg.com/history.html
富士写とは対照的です。