フィルムバーコード続き

昨日は、台風の中、遠く隣の県からサイトを見ましたというお客様がいらっしゃいました。もう私の住んでいるところには、銀塩写真を焼いてくれるところが、無くなりました。と言われました。
10年前は、当たり前と感じていたプリントが何処を探しても無くなり、こんな遠くまで足を運び来てしまった。という訳です。


子供の成長記録を写真でただ残したいだけなのに、、、難しくなったと嘆いて、、、特別なことではないと思っていたことがね、、、


更に、インターネットで検索しても、紛らわしく、銀塩写真とデジ焼きの区別が付かなくフィルムからプリントを受け付けることを、銀塩処理といっている。

はっきりと、銀塩写真と銀写真の区別がつかないのはおかしい、と主張されておりました。焼き増しと、同Pで比較をされて、納得して帰られました。


フジ写の今年の年賀状手引きで郵送されてきたニュースには、数年前の印刷物には銀写真と印刷の2種類というように、銀塩を区別をした表現でしたが、今年の物には、銀塩写真という表現に変えてきております。


写真学会も紛らわしく銀塩写真とデジタル写真を区別しない表現をしていますので、このまま、なし崩しで突っ走ろうとするのでしょう。

19さんの製造会社N社のフィルム現像機は、受注生産で、ブローニーフィルムは処理出来ない小さな機械のみになりました。
皮肉にも、密かな6×6の真四角写真のブームが到来しております。

19さんは銀塩フィルムをゆっくりと処理し、ハロゲンランプで焼き付けます。デジタルは現像処理までは殆ど、早い遅いはあるでしょうが、一緒です。デジタル機はスキャナーでデジタル化して、そのデジタルデータ(0 1信号)をレーザーetcで露光しプリントしています。


銀塩写真は彩度や微細な表現が双方違っていることが、上記のお客様のように敏感な人には、はっきりわかります。

フジ写の1部の機械は45度という高温で処理し、スピードを上げる機械もありました。空気に触れさせない為にターンガイドをなくし、工程も簡略化し、迅速処理のデジタル機がありました。(引き取り手がなく、ヤフオクに時々売りに出されております。)

一体、デジタルはそんなに急いで、何処に向かっているのでしょう?

銀塩写真スローライフ ソウルフルフォトです。

銀塩写真とデジタルの銀写真を二次利用する時に、決定的に違いがでます。



最近のニュースでノーベル賞で最近有名になったカップリング、カプラー技術はフィルムにおいては1935〜1936年頃にはA社、K社が開発をして実用化しております。


こちらは、富士フィルムのフィルムの断面層を解説した物ですが

フィルムはこれだけ精密なナノテク以上の技術でBL(ブリーチ)FIX(定着)で脱銀(フィルムから銀を取り出す)します。
未現像フィルムにある△のハロゲン化銀は現像後は取除かれております。

 化学工業製品は、RoHS規制など、環境負荷物質に対する規制が厳しく要求されています。
RoHS規制の禁止6物質(鉛、水銀、カドミウム、6価クロム、ポリ臭化ビフェニル、ポリ臭化ジフェニルエーテル)を初めとする有害物質の不使用という方向に向かっております。


35mmネガマスクはこのように豊富にあります。 まだまだ使い切っていない消化不良と感じておりますが、如何でしょうか?
35mmフルで撮ってあってもパノラマで焼けたり、ハーフマスクで縦にトリミング出来たり、HVとかetcです。


こと銀塩写真のウキペディアを書き込んだ人は写真店に特別な感情を持っているようで、教師、医師、料理人、etc色々なレベルの人が社会には存在しております。ことさら、あのような表現を職業的に痛めつけるのは如何かと、私は思います。当時の世相は靴屋さんや脱サラにミニラボを勧めたメーカーの責任はなかったというのでしょうか?


以下のモバイルのwapediaのライターはコンパクトにまとめているので、好感が持たれます。
http://wapedia.mobi/ja/%E3%83%8D%E3%82%AC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A0?t=2.