起死回生のグレーのチャンネルとは

19さんは毎日機械をセットアップする時に使うのがこちらのリファレンスです。

カラーの情報をグレーにしております。『続グレーを出すのは難しい』の画像を確認して下さい。前回トラブルのあった2枚のフィルターで露光をしてこちらのプリントをします。

このプリントを濃度計で読み取り差分があれば、管理しているチャンネルにデータを保管します。そのデータは全てのプリントチャンネルに影響されます。
第六感で感じる人があるかもしれませんが、フィルムに事前にこのグレーを5500ケルビン
で撮影しておき、あとは通常撮影をします。
撮影完了後、通常の現像をして、1枚目のグレーをぴたりと標準グレーに調整してチャンネルを作ります。
このチャンネルで無補正プリントをしますと、撮影で調整した設定が生かされ意のままのプリントができる。それがポジにも負けないプリントが可能という理論です。
美術系の名誉教授が提唱している方法です。