APSネガマスク、消耗部品までもが!

修理に結構悪戦苦闘しております。19さんにAPSのネガをセットする為の部品でイーゼルの中でフィルムを送ったり戻したりする為のゴムのローラーが3対入っています。それが、今回取り寄せたものが、最後となりました。消耗品だというのに!振返るとAPSは時代のあだ花か?

送りローラーという消耗品がなくなるって、どうゆう事でしょう。発売当時5社連合といい。鳴り物入りではじまり、使い捨てカメラにまでこのフォーマットを採用したため、機械を買い替えたり、あとづけすると大凡250万円掛かり、需要がさほどないのにも関わらず、痛い出費でした。

また此処にきて、面倒な修理で足を引っぱるだけで、少しもアドバンス(前衛的)ではありません。

アドバンス・フォト・システム(A P S )もデジカメが登場して陳腐になり、年配者が使っている事が多いのです。カメラは小型でさほど邪魔にならないからでしょう。
それでも、お客さんがいる以上専門店ですから、出来ませんとは言えません。

たったローラーを替えるだけで、こんなに複雑で、面倒な事をしなければ、替えられないのですから、前衛的ではないですよね。

ケータイ画像だけ、UPします。
APSの搬送方法は有益な点もあるので、このままでは終わらせたくありません。

APSネガマスクの両端と少し離れた所にある飴色のパーツです。


ネクターを外し、基板を取り除きます。

画面中央のベルトで駆動しています。飴色の直径10mmの送りローラーというパーツです。


基板を外し、最後のパーツ送りローラーをセットしました。今日も帰宅は3時になりました。