銀塩 光学プリンター 19さんが故障して、だましだまし急ぎのプリントをしていました。

不具合が起きたペーパープロセッサーの仕組みは現像液の中に浸かったハンガーがいくつもありそのゴムローラーを印画紙が通過する構造になっています。Uの字型の構造で底の部分(Uの下部)はシリコンラバーでヘアピンカーブになっています。そのシリコンが、経年劣化で延びたりすると交換をします。
紙詰まりが頻繁に起き、36EXを続けて焼くと起こります。そんな現象でまとめて修理しました。
その他3カ所位、朝から修理を始めて昼過ぎまで掛かりました。スタッフにしょっちゅう壊れますね。だって!
9ヶ月ぶりに元のスタッフで今はフリーのデザイナーであるKさんがきてくれました。
父親が撮影した35mmネガを沢山もってきてくれました。光学プリンターで焼いてほしいという事です。
4PW(4切りワイド)は固定焦点レンズで焼いてますので、マニアックな方(粒子好き)には垂涎です。
その時の会話で、光学プリンターとう彼の言い方が新鮮で彼が帰った後、AsサイトのSEO に入れてみようと思い調べてみた所、あまり注目されていないキーワードである事、またミニラボでどんな写真処理がされている事自体一般人が知らない人が多い点に注目しました。知らないまま、デジタルカメラに突入した事に思い知らされました。
そこで、ヤフーの知恵袋で以下の写真に関係のある言葉が出てきました。─────────────────
今って使い捨てカメラでも現像したらデジタル処理をしてるのかデジカメっ
ぽい写真...
今って使い捨てカメラでも現像したらデジタル処理をしてるのかデジカメっぽい写真になるじゃないですか。
昔ながらの現像の仕方は何ていうんですか?
またデジタル処理?をしてないカメラやさんってどこかありますか?
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未だに古い現像機を使っているところもありますが数は少ないですし、それを売りにしてるわけでもないので直接お店に聞かないと調べてもなかなかわからないですね。
お金と時間がかかっても良いなら店頭で「手焼きでお願いします」と言えば現像所にまわしてくれます。(使い切りカメラだと断られるかも)
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古い現像機に該当するものは銀塩プリンター、アナログプリンター、ペーパープロセッサー、光学プリンター、光学ダイレクトプリンター、光学銀塩プリンター、銀塩光学プリンター、ハロゲンランプ式プリンター、非デジタルプリンターetcという言い方ができます。最初に疑問を投げかけた人の感性が多分まともな感性です。高感度フィルムをスキャナーでデジタル化しますとカメラに高感度フィルムが入っている場合、粒子が粗いです。スキャニングして150万画素程度の通常のLサイズにプリントしたら敏感ではない人でもジャギーぽさは感じます。アナログのフィルムなのにデジタルっぽい仕上がりは素直な疑問です。使い切りカメラのネガを手焼きに発注しても断る事はありません。mixiでもインターネット全般そうなんですが正確ではない写真の情報が拡大再生産されていて無気味な感じです。10年以上サイトでデジタルの違いをフィルムリスペクト、写真のネクストを提案します。というキャッチフレーズでデジタルプリントの違いを訴えておりますが全然駄目ですね。光学銀塩プリンターで先程の高感度フィルムがはいった使いっきりカメラをプリントしますと、不思議な事に粒状性が滑らかで写し方次第ですが綺麗に仕上がります。
これからは違う切り口でアプローチしてサイトの方でも努力してみます。