二年半の間、探し続けていたパーツが突然手に入りました。

ありとあらゆるウレタンやゴムのパーツが壊れ出してきました。

メーカーのサポートセンターには技術を持った人達にも様々な人がいて、折りにふれこのパーツの在庫確認を2年半もの間探し続けてきました。漸く11個あるよと言う知らせを受けました。

平たく言うとゴム製品で70度近くまで加熱され、回転も加わりますので、傷みやすい条件ではあります。何の変哲もないゴムのパーツです。

ゴムが劣化してきますと、印画紙の表面にローラーの跡が、希望の轍 ではなく 劣化の轍 として残ります。(ガーゼにアルコールを含ませ拭き取れます)

劣化の轍の対処方法の履歴をサポートセンターに確認しました時、そんなものはありません。分かりません。の事務的な冷たい一言でした。

ホームセンターで使えそうなものは、用意しておきますので、水漏れや、コンプレッサーの継部に巻くテープで対処していました。
そこのサポートセンターには、二種類の人がいて、仕事に意義を感じている人と、感じていない人です。日々稜線を生業として歩んでいると踏みとどまれるか、滑落するか、ナーバスになっている自分に気づきます。