QSS V-30の特徴か、癖なのかABS樹脂の寿命なのかこのつまみの部分がよく壊れます。

フィルムや、印画紙の薬品の情報は様々な情報がネット上でも飛び交い何処に事実があるのかが、解らない。業界商社の社長でも事実を知らない人がいたりします。 元祖 K 、挑戦的で積極的なF、コンサバなC, 60年のキャリアがあり、OEMの製造元ですから、オーソドックスです。これらの企業が日本では写真の薬品で3大メーカーです。他に色々看板があっても何処かに源流があります。

画像のこれは上部ターンガイドというフィルムが回転する部分がこのパーツになります。このつまみの部分を摘んで取り出して、洗浄したり水につけ込んだりしますので、この部分の根元から折れる事が多いようです。

主要部分はもう一台分の中古パーツのストックを持つようにしています。向かって左側の黒いローラーの時代とイボイボの白いローラーはフィルムに接触する所が点になるようになっております。ある程度は、まだメーカーに在庫があります。ブローニーフィルムが現像できる現像機械は、新製品では、富士フィルムもNKワークスも新製品では製造していません。今後は大変貴重ですので、大切に使わなければなりません。

中古パーツなので、この回転部分をよく清掃しなければ、ここで漂白定着します。薬品がつきやすいので清掃します。

清掃終了後、白いローラーに付け替えます。これで安心です。