銀塩写真的感性と気ずきに、人生で、いつ頃経験し、目ざめるのか否か?

AsのWEBサイトのFAQが充分でないのか、銀塩写真についていろいろな質問が来ます。
YAHOO知恵袋のようなものがあり、どの程度の事を、メールの文章に答えるという事は
中々難しいと思います。

YAHOO知恵袋でも、適切な回答がない為か、まいいか!的な物を選択しているのもみられます。
質問と回答が上手くかみ合っていない場合も多々あります。


敷居が低くなった事自体は良い事だと思いますが、噛み砕いて、回答しましたつもりでも、
その後、返信がない物もあります。


TVがデジタルになって、コントラストや彩度が高い映像が日常化してます。写真に例えますとポジフィルムをライトボックスというバックライトで見ているこんなイメージでしょうか?銀塩写真ってどんなもんだったか、忘れてしまって、いるのではないでしょうか?


何かが違う、銀塩写真は、こうじゃなかったよな?という疑問から、利用されるお客様もいらっしゃいます。



今日は、K社のウォータープルーフの使い捨てカメラを持ってこられました。フィルムの巻き上げ部をいたずらで、引いてしまいますと、Oリングがズレて水がカメラに、入ります。
以前にも水没したフィルムの対処の仕方を書きました。光が漏れないようにフィルムを吊るし、ヘアードライアーの発熱の光が漏れない筒を作り、あまり高い温度にしないように注意をして、フィルムを乾燥させる方法をとります。久しぶりだったので、横着をしてドライヤーの変わりにZの形に筒を作りヒートガンでやったところ、すぐに塩ビの筒が溶け出し、失敗しました。 これはいけません。


さて、水没しましたフィルムが何時間が経過しているのか、様々な条件で、救済出来る場合もありますし、部分的に乾燥が始まっている場合もあり、扱いもケースバイケースです。水没しますと、コントラストが抜けたとろい写真になります。


デジタル以前0円プリントで、済ましている場合、ほぼ、調整されないプリントですし、迅速タイプ現像液が使われ、夏場の写真、冬場のスキー場の写真etcはコントラストガチガチで、シャドウ部がつぶれます。ネガ自体が既に、ミニラボ系の現像とは、違った仕上がりです。



ネガに半円形のパンチが打たれた欠損部のあるフィルムに多いと思います。またネガ自体にラボの癖がありますので、焼き増しの場合は、ネガ毎に、テストプリントを焼きその傾向を読み解き、ナチュラルな仕上げにするように勉めます。



ネガは、保管条件にもよりますが、4〜6年で変色が始まりだします。ですから、焼き増しと言っても時間がどの程度経過しているのか分かりませんので、新しい物であれば良いのですが、、、、

一九さんと二三ではREPという、オペレータで判断しながらする焼き増しであっても、トリムの1コマプリントの色調調整が難しくなりました。以前の機械と違い、違いを実感しております。奥が深いです。