便利は進化として手放しで喜べるのか?

以下座右の銘、として朝日新聞で語っているのがオムロンの川出 雅人さんという技術者です。

現場で生のデータを集める
継続することが、力になる
技術の『目利き力』が大切
顔認証センサーが進化していてオムロンの製作責任者がインタビューで答えている記事です。また、SONYのデジカメでは笑顔になるとセンサーが認識しシャッターチャンスを逃さないというものです。こうなると勝手に撮ってくれるのは便利だけでは済まされない。なんか変だぞ!と思ってしまう。本来人間が持っている能力が退行させられる気がしてならない。地図の見方が分らなくなるカーナビ、便利の影に考える能力がいつしか苦手になる。疑問を持ったり、工夫したり、という考える面白さを失うと思うのは私だけでしょうか。
独創性とかが生まれない均一化した物の考え方が蔓延るようにおもえる。空気を読むとかいってスマートさばかりを追いかけ、本音や本質の話しはいつ何処で語られるのだろう。掲示板に本音をぶつけているのだろうか?