1月9日は19さんの日でした。ネガの増感現像をしました。

機械マニアと比べ私はどんな感じなのだろう?機械好き?道具好き?なのか、よく行くカフェでバイク乗りの常連さんとマニアについて雑談した所、私は何れでもないレベルのようです。マニアは自分のバイクでちょっと乗らない時はミッションオイルをいっぱいに入れ錆びない手当をする。バイクを乗らない時でも毎日磨く。ケーブルとかワイヤー調整とか毎日触るそうです。その常連さんはカムシャフトの磨きやタペットの擦り合わせなどの修理経験やその後のエンジンの静粛性とか等々 機械は応えてくれる。そこが良いそうでです。因みに彼は独身です。
19さんに対してもっとマニアックにやらなければとても『19さんの機械守』とは言えないかもしれません。
時間の使い方が私は下手な方なのでどんどん睡眠時間を削らないとそんな時間が出来ないですね。

昨日は閉店後、お客さんがISO100のフィルムを400で撮ってしまい2絞り増感現像をしました。普段はKJIに増感現像の依頼をするのですが、時間もなく、NGならそれで構わず処理してほしいという依頼がありました。
ネガカラーは基本的に1絞りの増感までならほぼいけると言われております。今回は感度ISO100なので高感度フィルムよりかぶりも少ないと判断しました。方法は1番のCD(現像液)の温度を1.5度上げて現像しました。現像液をフィルムが通過した事を確認し、直ぐに38度の標準温度に下げました。実質400の感度が出ているかどうかは?がつきますが、目視では400と比較しましたが遜色ありませんでした。プリント比較もしましたが問題ありませんでした。

C-41で増感する場合はKJIでは特定のラボで曜日を決めて集中して処理するので納期が中3日で通常より時間がかかります。料金も更に高くなります。
生産現場を見た事がありませんので、薬品を調製しているかどうかは解りません。仕上がりの感想は若干かぶり気味でC (シアン)+1の補正で焼いた記憶があります。依頼されるフィルムも400〜1600のフィルムでしたので高感度フィルムだからカブリっぽい仕上がりになるのかもしれません。
私のやり方は現像温度を1〜1.5度、現像液の温度を上げる方法をとっております。フィルム通過確認後現像液に影響与えないように速攻で下げるようにしております。設定温度を38度に戻す事を忘れない為です。
ネガの状態は8×10(エイトバイテン)くらいなら目立った大きな粒子の変化はないようです。